創価3世から見た公明党支援のメンタリティ
おはようございます、じゅんべえです。
時事ネタに乗っかって自分の体験を書く。
今日は自分が感じた後、無視してきた怒りについて話そうと思いましたが、予定を変更して公明党についての話をしようと思います。Twitterで公明党への疑問や意見を載せたハッシュタグが激増してますからね。
皆さん知らないでしょう?創価の中で育つとハイハイを始める前から公明党の良さを存分に聞かされるのですよ。
公明党の支援基盤は論理ではなく感情だと思います。それを理解してもらえたらうれしいな。
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最近話題になった動画から。
今年の京都市長選で現職候補の支援演説会?みたいな動画が話題になりました。
壇上の男性たちが上げたシュプレヒコールが
「共産党を叩き潰せ!」「公明党が勝たせるぞ!」「現職候補大勝利!」
ドン引きされた方が多かったみたいですね。「本当は怖い公明党」とか言われたりして。
でもね、僕から見ればいつもの光景なんですよ。この動画はまだいい方で、一般のホールを借りて演説していますから。公明党の候補だったら創価の施設で演説会始めますからね。ばれるとまずいから集会内容を伏せて。
そうそう、創価学会って日本中に集会所を持っていて(信者は会館と呼ぶ)、大規模な会館だと二千人規模のホールがあります。コンサートでもするんですかってくらい。グーグルマップで「創価学会」を調べてみればわかりますよ。
話が脱線しましたね。まあ創価学会の信者は共産党を目の敵にする人が多数派です。っていうか共産党を目の敵にするような指導を受け続けます。「共産党は嘘つき」だとか、「共産党は公明党の成果を横取りした」とか。日常会話レベルです。そりゃそうなるわと。
なんで公明党と共産党は仲が悪いのか。
創価学会は「貧乏人と病人しかいない団体」と言われてきました。確かにそうです。弱者ばかりの団体から候補を出して、必死に応援して、国会に送り出すことで自分たちの生活を変えて行こうとしました。同じ信仰を持つ同志だから間違いないって。
共産党も弱者に寄り添うことをミッションとする政党です。生活が苦しくなったら共産党相談するんだと何回か聞いたことがあります。
支持者層が一緒なんですよ、公明党と共産党って。だから支持者の奪い合いが起こりやすくなります。市営住宅のベランダを見てみると分かりやすいですよ、政党ポスターの大多数が公明か共産ですから。(市営住宅にお住いの方、ごめんなさい)
公明党支援のメカニズム
これに言及しなくちゃ。
僕が見てきたとある市議選の話です。
当時応援していた市議さんが高齢のため引退することになりました。そのため後継候補を探すことになりました。
市議選を控えたある日、急に引っ越してきた信者さんが市議会議員に立候補すると聞きました。息つく暇なく支援方針が発表され、友人への声掛け目標を作らされ(フレンド票、略してF)、選挙カーに乗ることになり(僕は男ですが、ウグイスをやりました。ウグイス野郎(笑))、気づいたら候補は当選していました。
民間勤めなのに並みの職員より活動する先輩とかいましたからね。
— じゅんべえ@自分の人生くらい自分で操縦できるから! (@j_hard_accepter) 2020年5月7日
僕もフリーター時代、選挙支援の為に休みをもらったことがあります。
平日の選挙カー要因は希少でしたし、有給取れば僕は許せます。
会社で会合資料のコピーってあるあるに近いですよね・・・
これ全部手弁当、それこそ弁当の支給があるくらいで。まだフリーターだった頃の話なので、シフトを調整して支援活動をしました。
選挙事務所の運営も全部無償、声掛けの取りまとめも全部無償労働。なんだこれは、書いてて腹立ってきますわ。もはや奴隷ですわ。なんでここまで出来るのか?これが今日の最重要ポイントです。テストにでます、本当に。
公明党支援のメンタリティ
それは選挙活動イコール宗教活動であり、修行の一環だと考えて選挙戦に臨んでいるからです。
僕の実体験ですから。選挙活動をやり切って就職を勝ち取ろう、良縁を掴み取ろう、信者を増やそうなどなど。関係ないでしょ?常識的に考えて。
でもね、創価の中で育つとこれが当たり前なんですよ、有り得ませんよね。幼い頃からこんなおとぎ話を真に受ける大人に囲まれて育って、反論しても納得できる答えが帰ってきた覚えなんてありません。
選挙の数字、折伏の数字、題目の数字、数字、数字。
— じゅんべえ@自分の人生くらい自分で操縦できるから! (@j_hard_accepter) 2020年5月12日
なんでバリ活のみんなは気づかないゆだろうね。
教義と実態の埋められないズレを。
教義通りにやったら数字取れないもん、人間関係壊しながら信心するしかないもん。
創価の教えに沿って哲学を学ぶだけなら僕はまだ創価の中にいたと思います。でも求められるのは数字ばかりでしたから。馬鹿馬鹿しい。
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最後に
ここまで献身的、かつ的確に選挙活動を出来る団体はどこにもないでしょう。
自公連立が20年に渡って続いているのも、自民党は選挙のノウハウと活動家を得て、公明党(創価学会)は権力と発言力を得ているからだと思います。ウィンウィンなんですね。
もう離れられないでしょう?連立解消したら自民党は選挙基盤を失って与党に残れるかの瀬戸際、公明党(創価学会)はグレーゾーンが明るみに出て宗教法人として活動困難になる未来が僕の願望です。
本日はここまで読んで頂き、ありがとうございました。じゅんべえでした。